ヒュッゲなティーサロン

お茶とハーブ、セルフケアー、箱作り、セルフセラピーカード

せっかく習ったのに、、

デパ地下に出展していた和菓子屋さんの草団子が目に留まり、「美味しそう」とそそられながら「これ下さい~。」と注文しようとした時、目に入ったのが「はなびら餅」。

1月下旬ごろまで販売される季節限定の和菓子です。

何故この時期なのかと言うと、平安時代、新年に長寿を願う宮中行事に由来しているそうです。

写真のはなびら餅の中の棒のようなもの、これ、ゴボウなんですよ。

 

 

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実は、かれこれ7年ほど前、和菓子教室の初級クラスに通ったことがあります。

月1のペースで12回、季節の和菓子を作りました。

その中の一つが「はなびら餅」でした。

でも、一度も家で作っていない。😓

練りきりも何度か作ったものの、紅葉がグローブのようになるし、寒天の中の金魚が、出目金のようになる始末。(笑)

と言う次第で、結局、作り易いものばかり作るようになりました。

和菓子だけではありません。

振り返れば、習ったにもかかわらず、時間の経過と共に、忘れ去られた道具達が、長い長い冬眠状態となっています。

 

音楽もそう。

10才から成人するまで習っていた「お琴」

譜面もたくさんあるのに、実家に置きっぱなし。

亡き母がよく言っていました。「また、弾いてみたら。」

楽器から遠ざかると、もう大変。指が動かない。

 

お稽古事って、ライフスタイルの変化と共に、続かなくなる場合があるし、興味が薄れて、別のものに移ったりすることもありますよね。

全てのことを極めるのは大変! 

今は、自分が満足できる範囲でOKとしています。

でも、よく考えればちょっともったいない。 経済的にも、、💦

今頃、金魚が金魚らしく、紅葉が可愛い赤ちゃんの手ののように、練り切り上級レベルになっていたかも🤗

一つのことを続けている人、尊敬します。

 

 

せめて、お茶くらいは飲み続けよう。