シャコバサボテンが教えてくれたこと
8年前、他界した母が残していった「シャコバサボテン」が満開の花を咲かせてくれました。今は、少しずつ順番に花が終わろうとしていますが、真っ赤な花が、元気な気分にしてくれます。
朝、お茶を飲みながらメールを確認していた時、何気なく顔を上げたら、カーテン越しから差し込む朝陽に照らされたシャコバサボテンに、思わずドキッ😍
透き通った葉が、なんて奇麗なの(^^♪
今迄、気がつきませんでした。
いつも、上から見ているだけのだったので、違う景色が飛び込んできたから、新鮮に感じました。
今度は、花をよ~く見てみると、上質なシルクのドレスを身にまとったような姿に、しばし見とれてしまいました。
人の思考は、自分の中の狭い領域で「あーでもない。こーでもない。」とぐるぐる駆け巡るだけで、迷ったり、悩んだりすることがありますが、視点を変えてみると、物事が違って見えてくることがあります。
頭の中のお喋りを止めた時、忘れた頃に、「あ~ そうだったのか!」と大切な気づきがやってくることもあります。まるで、すとんと頭からお腹に降りてくるような感覚。俗に言う、「腑に落ちる」瞬間です。
でも、気づきって、うっかりすると、まるでシャボン玉のように、瞬時に消えてしまうので、感じ取る繊細さも必要かなと思うんですよね。
シャコバサボテンを眺めながら、こんなことを感じました。