ヒュッゲなティーサロン

お茶とハーブ、セルフケアー、箱作り、セルフセラピーカード

山本山と永谷園の深いつながり

 

昨日銀座に行って来ました。

まだ、ぴんときませんが、既に、街中は、クリスマスのデコレーションで、キラキラしていました🎄

きれいだな~と思いながらも、もう少し、ゆっくり時間の流れを感じたいものです。

Ginza Cozy Corner

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昨日は快晴🌞 もったいないので、日本橋まで歩きました。

東京で好きな街。落ち着く街「日本橋

てけてけ歩いていると、お茶と海苔の老舗が目の前に。

「上から読んでも下から読んでも山本山の喫茶室がありました!

「ふじヱ茶房」オープンして3周年だそうです。

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シンプルな和風インテリア。いい感じ🎵 

メニュー表をチェックしていたら、店員さんが「宜しかったらどうぞ」と声をかけてくれたので、頭より足が先に動いて、そのまま中に入ってしまいました。

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コロナ感染対策として、茶葉の香りを確認できず残念😓

喫茶コーナーでは、食事とデザートの飲食ができます。

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時間がなかったので、何も食べなかったけれど、高級海苔弁当の写真に興味津々。

美味しそうだけど、お値段もそれなりに、、機会があれば食べてみたいです。

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色々迷って、甘い口当たりが好きな「八女茶」を購入。九州のお茶です。

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パッケージを開けると、お茶の淹れ方、産地、山本山の歴史など色々書かれています。

飲むだけではなく、お茶にまつわる四方山話を知るのも面白い。

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山本山永谷園は、深~いつながり

山本山と、お茶漬けやインスタント味噌汁などでお馴染み永谷園は、深い深いつながりがあるんです。

我々が飲んでいる煎茶は、江戸中期頃、京都宇治田原の農家の出身「永谷宗円」が、考案した製法で作られるようになり、まさに「煎茶の父」として、日本茶の普及に多大な功績を残した人物です。

永谷園の起源は、宗円にありということになります。

時は元禄時代、宗円の「天下一」と命名されるほどのお茶を、日本橋の地で、最初に販売した人物が、現「山本山」のご先祖様。山本家の当主4代目山本嘉兵衛

これだけではありません。

5代目山本嘉兵衛は、「日本三大茶」と称される「静岡茶」「宇治茶」と並ぶ「狭山茶」を発掘。

こんな諺を聞いたことがありますか?

「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす。」

緑色がきれいな静岡茶。すがすがしい香りの宇治茶。どっしりとした味わいの狭山茶

お茶を選ぶときの参考にしてみて下さい。

更に、高級茶である玉露を、6代目山本嘉兵衛が考案。

因みに、1941年販売していた人気のお茶の名前から「山本山」に変わったそうです。

 

先人達からの恩恵を受け、今日も一杯。「いただきます😌」