初めての手作り本「お茶日記」
何故、これが好きなの?と聞かれても、何だか分からない。
でも「これが好き!」「ワクワクする。」というものってありますよね。
きっと、魅かれるものって、その人と何か深い縁があるのかもしれません。
お茶との縁
私にとってのお茶やハーブ、そして、お茶菓子作りが「これ好き!」になるのかなって思っています。
幼い頃から、祖母の家に遊びに行くと、大人のお喋りに混じって、お茶にお茶菓子。時には、おしんこや佃煮などを食べながら、飽きることなく、いつまでも過ごしていました。
小学生の頃、友達の家で遊んでいた時に、出してくれた忘れられないおやつの思い出。小花模様のお盆に載せられた朝顔型のカップに、琥珀色の紅茶が輝き、添えられた不二家のミルキーが、全く別物に見えた瞬間!それが、極上のティータイム初体験となりました。
不思議ですね。理由などないのに、魅かれるんですから😊
皆さんが、魅かれるものは何ですか?
お茶からハーブ、そしてお茶請け
時は流れ、今から20年ほど前、体調を崩した上、薬の副作用でますます状況悪化。そんな時に出会ったのがハーブや植物療法の世界でした。
体力が落ち、家に籠る生活が続きましたが、オーガニックストアーの陳列棚に並ぶハーブや、カラフルなパッケージのお茶を眺める事が、私の楽しみでした。
その後、子育て終了間際となった頃、お茶、そして、ハーブを学ぶようになり、ティースクール卒業後、自己流ですが、甘いお菓子が苦手になってきて、自分が好きな甘さに調節する。そんなお茶請けを手作りしたくなりました。
何か形にしたくて
そんな日々を過ごしながら、お茶の写真がたまりにたまって、いつか、形にしたいなと思いながら、ようやくできた「お茶日記」。
手探りで作った初めての本。「これでよし!」とまではいかず、見直してみると、訂正箇所が色々あるけれど、想像以上に嬉しかった。(^^♪
構成を考えながら「あーでもないこーでもない」と迷うばかり。何度も写真を選びながら、色々な風景が浮かび「人生困難なことがあっても、自分の世界があれば支えになってくれる。」と教えてくれた貴重な言葉を思い出しました。
生きていれば悲喜こもごもあるけれど、いつも身近にお茶やハーブがあり、いつの間にか、大切なパートナーになっていました。結局、レシピ本というより、写真を中心としたお茶の記録となりました。
春夏秋冬 四季を感じるティータイム
以前投稿したことがあるテーブルナプキンでコーディネート
一杯のお茶を淹れる数分間は、頭の中を静かにする瞬間。
丁寧にお茶を淹れている時って、自分を大切にしているように感じるんですよね。
今回の手作り本をきっかけに、また作ろう!お茶日記は続く😄