美しい花園「シャリマティー」
アレンジティーと言えば、大ブームとなったタピオカドリンク、フルーツと合わせたもの、炭酸割などそのスタイルは様々。こんなもの、あんなもの、たくさんありますが、最もシンプルなアレンジティーに「シャリマティー」というものがあります。
シャリマティーとは
紅茶にオレンジのスライスを浮かべたお茶のこと。
ちょっと拍子抜けしてしまうかもしれませんが、立派なアレンジティーです。
淹れ方
紅茶 3g(一人分)
オレンジスライス 1枚
はちみつを加えても美味しいです。
基本の紅茶の淹れ方と同じ
<下準備>
オレンジは、先でも後でも決まりはありませんが、個人的に、カップの中のオレンジに、お茶をあてるように注ぐ方が、香りが、ふわっと広がるように感じます。
美味しく飲むために
オレンジは、皮の部分に苦みが含まれているので、カップの中に、ず~っとそのままにしておくと、ほろ苦さが強調されてしまいます。最初に、スプーンで、オレンジを揺らすように混ぜたら、取り出しましょう。レモンティーも同様に!
今日は、こちらのティーパック、JANATのアールグレイを使いました。
シャリマティーは花園
このシャリマティーという名前ですが、インドのカシミール地方にある花園「シャリマ」という名前に由来しています。紅茶に浮かべたオレンジは、まるで太陽のような明るい色合い。爽やかな柑橘系の香りが紅茶とマリアージュの世界を醸し出し、シャリマの花園を思い起こさせるということから名付けられました。
一杯のお茶の背景には、物語があるんですね~