豆乳でアレンジ「ほうじ茶ラテ」
皆さんは、ミルクティーはお好きですか?
ティースクールで習ったミルクティー、チャイ、アレンジティーなどミルクとお茶の組み合わせは、ホットにしてもアイスにしても通年楽しめる飲み物ですが、豆乳好きなので、最近は、ミルクの代わりに、ほうじ茶と組み合わせています。
実は、子供の頃から牛乳はちょっと苦手。そういえば、昔の学校給食は、食べ物を残してはいけない掟がありましたね~ 先生に見張られ、仕方なく一気飲みをしていました。いや~厳しかったこと!
さて、「ほうじ茶ラテ」を美味しく作るためには、ポイントがあります。牛乳でも同じ条件になるので、参考にしてみて下さい。
1.ほうじ茶の種類
一口にほうじ茶と言っても、色々あります。
焙煎の度合いや茶葉の部位(葉、茎)により風味が変わるので、ミルクや豆乳と組み合わせた時に、味が変わります。
また、茶葉を焙煎することを、「焙じる」と表現しますが、しっかり焙じられたものは、香ばしさが増し、お茶の色(水色(すいしょく)と言います。)はダークブラウン。浅く焙じられたものは、やわらかく、すっきりした印象で、水色はライトブラウンになります。
例えば
色が濃いですね。こちらは、しっかり焙じられたタイプ。
葉と茎が混ざっています。どっしりとした香ばしさは、食後のお茶にいいです。
こちらは、浅く焙じられたタイプ。茎だけの棒茶。上の写真と色が違います。風味がやわらかく、すっきりしていて、ほんのり甘さを感じます。こちらのタイプがおすすめです!
2.「加賀棒茶」
今まで、複数のほうじ茶で試したところ、金沢の代表的なお茶「加賀棒茶」は、牛乳はもちろん、豆乳でも合います。上質なお茶の茎の部分だけを使い、焙煎中、甘い香りにつられ、蜂がよってくるという話をティースクールの先生から聞いたことがあります。
甘さ&ほんのり香ばしいお茶なので、ストレートでも味わってみて下さい。
豆乳は、いつも無調整豆乳を使っていますが、お茶と組み合わせる時は、豆乳の個性が全面に出過ぎないように、濃厚なものよりさらっとしている豆乳を使います。
通常、スーパーで入手できるパック入りの豆乳で大丈夫ですよ。
また、加賀棒茶は、全国で販売されていると思うので、入手しやすいのもお勧めの理由。もちろん、浅く焙じたタイプのほうじ茶であれば、相性はいいと思うので、試してみて下さい。
その時は、ご報告をお待ちしています(⋈◍>◡<◍)。✧♡
https://www.kagaboucha.co.jp/web/shopping/houji/
3.作り方 ティーカップ2杯分
煮だし式方式と言い、鍋で作るレシピ。
濃厚な風味に仕上がるのが特徴です。
茶葉(ほうじ茶 or 紅茶)8g
水 80~100ml
豆乳 or 牛乳 220ml
- 鍋に水を入れ、沸騰したら茶葉を加える。蓋をして3分蒸らす。(蓋をすることで、香りを閉じ込めます。)
- 時間が来たら、豆乳(牛乳)を入れ温める。この時、決して煮立たせないように。小さな泡が、鍋の周りを囲むように、プツプツと出てきたら、火を止める目安。(煮立たせてしまうと、牛乳も豆乳も表面にまくができ、それぞれの香りが強調されてしまいます。)
- 茶漉しでお茶を漉し、カップに注ぐ。
**鍋から出来上がったお茶を、別のティーポットや容器に移して
からカップに注ぐ方が、2杯分、均等の味になります。
**茶葉の量は、たっぷり使う方が、茶葉の香りが出ますが、まず 6g∼8gくらいの間で淹れてみて、後は好みで調節してみて下さい。
**黒蜜や和三盆を少し加えても美味しかったですよ💗
写真の豆パンは、福光屋の黒豆パン。好きな組み合わせの1つです。
和のイメージの飲み物なので、あんぱんでも合いそう。
福光屋さんは、加賀棒茶同様、金沢の日本酒や甘酒などを販売しているお店です。https://www.fukumitsuya.com/top.html