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「ベルリンフィル12人のチェリスト」コンサート

 

先日、幼友達から突然打診がありました。

「友人とコンサートに行く予定だったけれど、彼女が急遽仕事で行かれなくなったの。チケットもったいないから行かない?」

場所も、誰のコンサートなのかも聞かず、「行く」と即決。

その日が、昨日でした。

www.suntory.co.jp

 

最寄の地下鉄駅改札で待ち合わせ、ランチ後、会場に向かいます。

 入り口には長蛇の列。何やらとても人気の高いアーティストなのでは!という予感が。

会場は、東京港区にある「サントリーホール」でした。

 

ようやくチケットをもらうとベルリンフィル12人のチェリストの文字が飛び込んで来ました。

凄い! クラシック通ではない私でも「ベルリンフィル」の知名度は分かります。

友人がクラシック好きで、コンサートにはよく出向く!!!初耳です。

5歳の頃からの付き合いなのに、知らなかったとは!

新鮮な驚きでした。

 

さて、コンサートですが、弦楽器が奏でる曲はどれも素晴らしく、フルオーケストラ並みの音の広がり、それでいてどこまでも柔らかな調べは、草原にいるような爽やかな心地良さと優しさを感じる至福の時が流れていきました。

 クラシック以外に、日本民謡ピアソラ(タンゴの巨匠)など、知っている曲もあり、コンサートに集中するには、これだけでも充分な条件です。

3曲目に演奏されたJ.フランセー「朝の歌」は、初めての曲でしたが、軽やかで、洗練された曲風が気に入りました。

クラシックに詳しい方であれば、よくご存じの曲かもしれませんね。

 

  コンサート中盤では、日本民謡「こんぴらふねふね」が演奏されましたが、誰もが知る曲ですね。この日のこんぴらさんは、三枝成彰氏編曲によるものでしたが、ベルリンフィルこんぴらさんは、まあ~ファッショナブルに変身されたこと!

そうそう、三枝さんが会場にいらっしゃいました。

 

 全体的に、各曲短めだったのですが、盛大な拍手鳴りやまず、アンコール曲が3曲という嬉しいおまけつき。最後は、「荒城の月」の静かな余韻で終焉となりました。

 

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会場内は、ロマン溢れる平和な時間に包まれていましたが、西日本では甚大な被害に見舞われた事に対して、演奏者がお見舞いの言葉と共に、その想いを曲に乗せ演奏されていました。