ヒュッゲなティーサロン

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ワールドカップと水道屋さん

 

4年に一度のワールドカップが開幕。苦戦予想は何処へやら、日本代表のコロンビア戦での勝利に盛り上がりました!

私は、未だにオフサイドが何なのかもよく分かりませんが、やはり気になり、ドキドキしながら、選手の皆さんの活躍に胸躍りました。

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アメリカで暮らしていた頃、2度ワールドカップが開催されました。

1回目は、1994年のアメリカ大会。この時、次男の出産を控えていた臨月の頃でした。

 2度目は、2002年の日韓大会です。

2軒目の家に越してから数年過ぎていた頃でした。まだ、新しい家だったので、不備なく過ごしていましたが、ある日、キッチンの水道が水漏れしてしまい、日本でもあるような「水漏れしたら、この番号!」的な水道のレスキュー屋さんに連絡しました。

何とか早く来てもらうために、現状の数倍の深刻さ(経験からの知恵)で訴え、翌日に来てもらえることになりました。

ひとまず安心~~

 

翌日の午前中に来てくれたレスキュー隊員さんは、早速、シンク下の排水管を確認。色々喋っていますが、全部は分かりません。

ただ、元気一杯、フレンドリーなおじさんなので、この分なら、昼には終了。午後からの家事は、これでOK! 

勝手に、勝利気分を味わっておりました。

ところが、作業状況の雲行きが何となく変わりそうな、、嫌な予感。

手は動いているのですが、それ以上に口がよく動いております。

私が日本人だと知ると、自分はブラジル人。応援のために、もうすぐ日本に行くと言うのです。

作業以上に、サッカー情熱が伝わって来ます。

あっという間にランチタイム。午後戻って来ると言いながら、まるでシエスタか!と思うほどの時間を費やしておりました。

 

作業再開と同時に、日韓大会では、韓国にも応援しにいく談義がスタートしたので、修理はどうなっているのか?と尋ねると、

「大丈夫だ!」とポジティブな返事ですが、心配はつのる一方!

結局、午前中から夕方まで、悪戦苦闘の末、複雑な修理なので、明日また来ると告げ、帰って行きました。💦 

日本ではありえません😣

思い余って、再度、この会社に連絡してみたところ、翌朝、別の人が来てくれました。

修理時間は、何と 10分程度!!

 

ところで、

日本、韓国共に宿泊先は決めていない。というブラジル人の修理屋さんに、

そんなに仕事休めるの? と聞いたところ、、、

「ブラジルが負けるまで滞在する!」

 

彼が、アメリカに戻って来た時、職場に席は残っているのか?

と想像してしまいました。

ブラジル人のサッカーに対する情熱は、半端ない!

4年に一度のワールドカップ、その度に思い出す忘れられない水道屋さんです。